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夏のゴルフは中高年に突然死リスクあり水分補給を! [雑記]

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 中高年を中心に健康のためにゴルフに親しむ人は多い。
梅雨明け以降は、避暑地などでゴルフを楽しむ人が増えるが、気をつけたいのがゴルフ場での突然死だ。




スイングをした直後に意識を失ったり、歩行中に気分が悪くなり病院に運ばれたりする例が後を
絶たない。



「プレー優先で無理をするのではなく、健康への配慮も含めて楽しむことが紳士のスポーツだ」と
専門家は注意を促している。



 毎年夏、家族旅行をかねて避暑地でゴルフを楽しむ自営業のAさん(67)は数年前、
プレー中に突然気分が悪くなった。単なる夏バテと思ったが途中で切り上げた。


念のため病院を訪れると、医師から「脱水症状が起こっていた。このまま無理して続けていたら突
然死したかもしれない」と言われ、がくぜんとした。Aさんは「前夜に深酒して寝不足だった。


甘く見ていた」と振り返る。
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■約8割が心筋梗塞

 総務省の2011年の社会生活基本調査によると、練習場を含むゴルフをプレーした1
0歳以上の人数は924万人に達する。



年代別では60歳以上の愛好者が目立つ。現役世代から趣味にしており、
リタイア後も続けるケースが一般的だ。


かつてほどではないが、若い世代でも、休日は早朝から接待ゴルフという人もいるだろう。



 一方、運動している最中に起こる突然死では、どんな種目が多いのか。
東京都監察医務院の資料によると、ランニングとゴルフ、水泳が三大原因だという。


いずれも比較的手軽に始められ、健康維持のために取り組む人が多いスポーツだ。



特に中高年では、ゴルフが原因という例が多いという。
楽しいゴルフのプレー中などに突然死する可能性があるのを知っておくことは欠かせない。


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運動とゴルフの関係を研究している聖マリアンナ医科大学の吉原紳研究員は
「ゴルフでの突然死の約8割は心筋梗塞によるものだ」と指摘する。


喫煙や脂質異常症などの生活習慣病が原因で動脈硬化があると、 「ボールを打つ前後の心拍数と血圧の急激な上下動が引き金となって、 心臓の冠動脈に血栓(血の塊)が詰まってしまう」と解説する。



 心筋梗塞を起こしやすいのは「スタートしてから2、3番ホールあたり。
魔の時間帯ともいわれている」(吉原研究員)。


特に注意すべきなのが、セカンドショット前後だという。


ナイスショットなら別だが、右や左に曲げてしまった場合にストレスがかかる。


 ボール地点まで坂を上ったり下ったりと、運動量も増える。さらにミスを防ごうと緊張し、
打つ際には呼吸を止めて構える人が多い。


その状態で、心拍数が急上昇するショットをすると心臓に負担がかかりバタッと
倒れてしまう例が多いという。



「夏場は脱水症状になりやすく危険度が高まる」と指摘するのは、
日本体育協会の公認スポーツドクターでもある塩野胃腸科(さいたま市)の塩野潔院長だ。



脱水症状や熱中症が死亡のリスクとなる。
「予防にはこまめな水分補給が重要。
30分に一度は水分を補給するようにしたい」(塩野院長)

■合間のビール危険

 のどが渇いていなくてもスポーツ飲料や、水に食塩と砂糖を溶かした経口補水液などを口にする。
水と塩キャンディーの組み合わせもお勧めだ。


逆に、コーヒーや茶などのカフェインが入った飲み物やビールは利尿作用があり、
かえって脱水症状を促進するので避けた方がよい。


「プレーの合間に飲むビールがたまらないという人もいるが、スポーツ飲料で喉を潤してほしい」と
塩野院長は訴える。


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 40歳を過ぎると、高血圧や動脈硬化などが気になってくる。不規則な生活や運動不足、
偏った食事の影響もあり、日ごろから健康体とは言い難い人も多いはず。


残業続きで疲れがとれないまま翌朝早くからコースに向かうようでは、
突然死に向かって進んでいるといっても言い過ぎではないだろう。



突然死のリスクを少しでも減らすにはどうしたらよいか。
塩野院長は「前夜は十分な睡眠をとるとともに、プレー前に入念にウオーミングアップをする。


体力を過信せず、無理しないことが大切だ」と話す。


 熱中症対策用の帽子や日傘、通気性のよいゴルフウエアなどもある。
また、ゴルフ場内を無理して歩かずカートに乗って移動したり、


木陰など涼しいところで待機したりといった工夫も有効だ。
体調の悪いときは無理をしない。異常を感じたときはプレーをやめて、
すぐに医療機関を受診しよう。

 「遠くに飛ばしたい」「ここに寄せればパーだ」などとゴルフのプレーに集中するだけでなく、
自分の体調にも注意を払い、余裕のあるプレーをする。

それが、結果的によいスコアにつながることになる。

(川口健史)

[日本経済新聞朝刊2014年7月27日付]







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